通勤の時に、混雑時には座ってはいけないと書いてあるいすの前に立つと、そこに座る気は無いのでその場を離れるようにしている。
だからワタシを座らせて。 通勤電車で座る技術! という映画が公開される。単館上映みたいなので、地方で見る事が出来無いようだけど、タイトルには惹かれる物がある。
みんな同じように、通勤時には座りたいと考えて居るんだな。毎朝同じ駅から同じ顔ぶれが乗って、同じ車両の同じ辺りに立つと、いつも同じところに座っている人が居る。自分より早い駅で下車をする人が誰か分かるようになると、その人の前に立って待てば、いくつかの駅を過ぎた頃には自分の座る順番が回ってくる。そんなつもりで、電車に乗っている。
優先席と、混雑時の使用禁止椅子だけは、近づかないようにしている。おいらは正直者の上にバカが三つぐらい付くと人から言われた事が有るが、どうも気持ちが悪い事はやらない様にしている。それだけが取り柄なのだから仕方がない。嘘はついても、(混雑時の)優先席には座らない。それがおいらのポリシーだ。
そのポリシーを押しつけるつもりは無いけど、どうしても許せない人が居る。順番を待っていて、やっと自分の番だと思った瞬間、さっと横から入って座るA子、何度も嫌な思いをしたので、最近わざわざ二両目に乗るようにしていたのに、A子も最近二両目に乗ってくる様に成った。
又こいつかぁとうんざりした気持ちになっていると、最近は、どんなに混雑していてもその混雑時に座るなと言う椅子(補助席と言おうか)にさっさと座って知らん顔するのだ。おいらの感覚からすると信じられない行為なのだ。
ムキになって怒るのも大人げないので、放置することにしているのだが。
毎日毎日平気で居られると、どうにも腹が立ってくる。
腹を立てるぐらいなら自分が座ればいい物を…。でもいいのさ。おいらの唯一の取り柄バカ正直を無くしてしまったら、おいらじゃ無くなる気がするからな。
A子は、きっと座っちゃいけない席に座る事で、何か大事な物を一つ無くして居るんだろうと、イラツク気持ちをなだめて明日も電車に揺られる事にしよう。