古きを温めて新しきを知る、08年を振り返って09年に飛躍しよう。

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お金eyes0963.jpg 06年の春(06/01/16)起こったライブドアショックがおいらには経済失速の予兆を示していた様に感じる。

 法でなければ収益を上げることは何も問題ない、どんな手段を使ってでも金を稼ぎ、贅沢な暮らしをする者こそ勝ち組なのだと、それまでは多くのメディア(テレビ局や週刊誌)が担ぎ出したブーム。
 「勝ち組」「負け組」という言葉を生み出し、人々の生活を収入で格付けした。
 多くのIT企業やテレビ局を含めた通信業など、形を伴わない物売りが高い収入を得て勝ち組と称された。 口にせぬ事が日本人の美徳とされタブー視されていた「金儲け」は、憚ることなく往来を行き交い、日本の一つの文化が終演を迎えたように思った。何もかもが米国流、外資系、それが時代の流れのように感じた。

 しかし、どういう訳か、その中で堀江氏の率いるライブドアが矢面に立たされ潰されていったあの事件。お正月気分も覚めやらぬうちに、経済界に激震が走った。
 06年から以降、不正を暴くと言う事件発覚が増えていったように思う。内部告発による食品偽装事件や、労働賃金の偽装など、タブーとされていた所にメスが入り手法などが世間に露呈した。(しかしそのどれもが、大きな不正を隠すための小さな不正の誇大広告の様に感じている。ライブドアを含めて...。 おいらも死にたくないからとても公表出来ないがwwwshock

 て、08年はどうであったか、大手企業は潤い、経済は好調と言われたが、実際多くの市民はその恩恵を受けることは無く、一部の「勝ち組」と称する階層者が我の豊かな生活を手に入れるだけの格差社会が確実に広がり始めた。
 合理化の名の下に中堅企業、孫、曾孫受けの小企業は苦しめられ、大きな物はより大きく、小さな物はより小さく、「生かさず殺さず」という言葉があちらこちらから聞こえていた。下請法などという独占を禁止する法律が有る物の、効果はほとんど無く逆らった者は消えると言う運命を辿っていた。(小資本の調達会社を設立し法律を交わす手法も開発されていたcrying

 そして始まった、金融不安リーマン破綻トヨタショック、・・・。転げ落ちるように失速して行く日本経済。「日本経済は影響が少ない」などと解説する勝ち組スポークスマンの妄想をよそに、気付くと06年を頂点に、既に経済は失速状態に入っていたのだ。もちろん、勝ち組はそのまま勝ち逃げという状態で、負け組がその借金すらも背負う、非道な社会構造を呈してきた。

 バブル崩壊時代と異なるのは、企業が痛みを分け合う事はしなかったところだ。早くから非正規労働者解雇通知を行い、利益保全の為の施策を打ち出した。所謂ここにも勝ち組と負け組の理論が働いているようだ。(バブル期にも事務方で整理された感はあるが、長期間をかけ企業も費用をかなり費やしたと聞いている。)ear派遣労働者の自由化が進んだのはずいぶん前だから、その当時から今を予測していたと考えると恐ろしく頭の良い人が勝ち組には居るものだ。coldsweats01 メディアすら手中に収め風潮すらも操っていたことになるのだから・・・。

 中流階級絶滅元年


 08年を、未来から見るとこういう時代に成ったのではないだろうか。
おいら達が育った高度成長期時代、みんなで利益を分け合った中流階級(意識だけでもw)が多く溢れた時代だった。誰もが同じように家電製品を揃え、住宅を購入し、自動車を購入し・・・。バブルを経験した時は、みんなが同じように好景気を味わい、崩壊した時はその責任を感じた。tv

昭和の終焉

 或る意味、昭和を引き摺ってきたおやじ達の時代が終わったと言うことも言える。
人生の勝ち組と言われる「団塊世代の退職」が、その借金おいら達に押しつけて逃げ切った年でも或る。団塊世代に言わせると、借金を押しつけた覚えは無いと反発されるが、昭和を築いた人たちの引退が、時代の流れを大きく変えて行くきっかけに成っているのは事実だ。down


 あぁ、なんだか、ネガティブな事ばかりで一つも明るいことが無いように思うが、この中に見えてくる光がある。shine

 その時代の経済を担うのは、一つのビジネスモデルではないか?

 それぞれの時代に、重厚長大であったり、家電、IT、自動車、等のそれぞれを支えたビジネスモデルが存在している。経済の成長は新しいビジネスモデルの台頭で有ると言っても過言では無い。それならそのビジネスモデルを上手く利用し時代の波を捕まえた者こそ、次の世代の勝ち組と呼ばれるのでは無いだろうか。think

 
081231nougyou.JPG

 09年を迎えるにあたり、経済再生を望んだ時、その新しビジネスモデルは何か?
一つの方向性を示している記事が「中日新聞」(08年12月31日朝刊)に掲載されていた。flair

農業に着目したのである。

 農業に着目したのは今に始まったことではない、既に多くの人々が次のビジネスモデルに農業を挙げている。例えば先日ラジオ番組でお笑い経済評論家(w)の北野誠氏も

「農業を会社化すればええんや!」

「今こそ法の整備が必要なんや!」

と、叫んでいた。
おいらも大賛成だ。shine

 食の不安、自給率の低下、安全性、時代は食材の自給自足を求めている。しかし一方では、デフレにあえぐ流通、不況で高価な食材には手が出せない多くの庶民が有り、単純に国産食材が少々高くても購入出来ると言う人は多くない。
 しかし、その矛盾点を克服出来るビジネスモデルこそが、次の日本経済成長を支える事が出来るかも知れないのだ。

 おいらは、農業で財を成すほどの土地も知恵も無いが、この地域は農業従事者がとても多いし、流通に主導権を奪われ大変辛い思いをしている人を沢山見る。生産者がもう少し頑張って釣り合いのとれた流通や経済が構築されたら良いと願うのだけど。

---

 周りの人は、時代の流れに従順で「辛抱の時」とか「不況は長引くだろう」と諦め顔の人が多いのだが、許される限りおいらは時代を見つめ攻撃的に世渡りしたいと考えているので、ずぶずぶと底なし沼的な経済不況の沼に一緒に沈みたくはないと思っているが、こんな時でもぷかぷかと浮いていられる都合の良い舟はなかなか見つからない。(他人任せが何とも情け無いがcoldsweats01

 しかし、冷静に物事を見極めていれば少しは浮き上がる泡を捉まえる事ぐらいは出来るかも知れないと思っているのだ。up


思いつくまま、乱文に成ってしまったので、そろそろエンディングとしましょう。(;^_^;)

 今年一年のご愛読誠にありがとうございます。
(たぶんこんな駄文誰にも読まれないと自虐的に感じてしまうけど・・・。)

来年もどうぞよろしくお願い致します。paper

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このページは、M.TANAGIが2008年12月31日 18:01に書いたブログ記事です。

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