SFと聞いて興味が湧いたので、早速読んでみた。
広瀬正氏は、不遇のSF小説家と言われているそうで、SFの黎明期最高傑作と言われながらも、その評価を得ることが出来ぬまま亡くなったそうだ。
結構SF好きなおいらだったが、知らなかった。
そのぐらい期待高まる作品に、胸躍らせながら読むことにした。
物語は、昭和20年終戦直前から始まる。
空襲の描写、戦前の東京の様子など、様々な史実を基に描写されていて、其処に生活している人々の様が良く書き込まれている。おいらは昭和四十年代の生まれだから、さすがに戦前の暮らしの様子は知らないのだが、この作品を読んでいると、その頃の情景が浮かんできてあたかもそこで生活しているような気分に成ってくるのだ。
「タイムマシーン」
その不思議な乗り物を使用して、様々なパラドクスを作り上げている。当時の新聞記事をそのまま文中に挿入しているので、多少読みにくく感じる時もあったが、このおもしろさは久々に格別で、読み始めから一気に読み終わってしまった。お陰で寝不足気味だ
この文庫を復刊せよ! 「マイナス・ゼロ」広瀬正の続きを読む

